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ダイバーシティ推進

当社のダイバーシティ推進における取り組み

キヤノンプレシジョンでは、2017年2月に「女性活躍推進委員会」を設置しました。 2020年3月からは「ダイバーシティ推進委員会」へと名称を変更し、取り組みを拡大しています。 「一人ひとりが輝く社員へ」をテーマに社員が生き生きと働ける職場づくりのため、さまざまな活動を行っています。 今回は、女性活躍推進に関する取り組みを紹介します。

活躍している女性社員紹介

安全衛生課 K課長代理

これまでのキャリアと現在の業務内容

私は安全衛生業務を担当しています。主な役割は、労働災害や交通事故によるけがの予防と、従業員の病気を予防し心身の健康を保持増進することです。労働災害を未然防止するため、安全衛生マネジメントシステムの構築や危険予知・ヒヤリハット活動など、日常安全衛生活動の推進に取り組んできました。現在は健康支援業務を担当しています。従業員が自身の健康管理に取り組めるよう支援し、安心して働ける環境整備を行っています。

仕事でやりがいを感じるとき

健康支援業務は、従業員一人ひとりが健康課題に気づき、生活習慣を改善するための支援です。その結果、病気の予防や検査データが改善されたときは従業員の皆さんと喜びを共有でき、やりがいを感じます。また、会社全体が抱える健康課題を分析し解決することは、効果をすぐには実感できないため、難しさや責任を感じることも多いですが、従業員の健康に対する意識の変化が生産性向上へつながり、経営に貢献できることは大きなやりがいにつながっています。

 また、キヤノンプレシジョンでは、育児休暇や育児短時間勤務制度があり、育児をしながら安心して働ける制度があります。私自身も育児休暇と育児短時間勤務制度を活用し、育児と仕事の両立を図っています。休暇制度も充実しているため、家族で過ごす時間や子供たちの部活動のサポートなど、プライベート充実した日々を過ごすことができます。上司や同僚からの支援も多く、育児をしながら、業務スキルだけではなく研修参加など専門職としてのスキルを高めています。

これからの目標

専門職として、知識や経験を重ね、レベルアップを目指してしていきます。また上司や同僚、家族のサポートがあり、恵まれた環境で仕事ができています。周りの人々に感謝しながら、自分自身これからも成長していきたいです。

CRG技術第二課  Kさん

これまでのキャリアと現在の業務内容

入社後、トナーカートリッジ自動機の生産設備導入に携わる課に配属となり、その後3年間、キヤノン株式会社生産技術部門に出向しました。新規自動機の要素技術開発・プロセス検証などに携わり、主に自動機の検査工程の開発を担当して、他拠点での自動機立上げを経験しました。帰任後は、トナーカートリッジの技術部門で、自分自身が開発に携わった自動機の立上げを行いました。現在は、出向中に習得した検査工程の新規追加・改造・分析などを担当しています。

仕事でやりがいを感じるとき

自分が試行錯誤して開発した検査工程が自動機に組み込まれ、実際に生産工場で稼働しているところを見たときや新規自動機の立上げから出荷までの工程をチームで協力してやり遂げた達成感がやりがいにつながります。また、出向中に画像処理の知識技術を習得したことで、自分の強みを持つことができました。画像処理工程のトラブル対応や新規追加の業務を任されたときや、課員・他部門から頼られ、感謝されたときに仕事のやりがいを感じることができます。

これからの目標

自分の強みを増やし、チームとして必要とされる人材になることがこれからの目標です。そのためにも、上司・先輩・同僚から、自分自身に足りない部分を吸収して成長していきたいです。また、自分が学んだ知識・技術を広めてチーム力アップに貢献していきます。

部品QA課 Hさん

これまでのキャリアと現在の業務内容

トナーカートリッジに使われる部品の品質保証業務をしています。私たちがお客様にお届けするトナーカートリッジはたくさんの部品から構成されています。部品ひとつひとつの品質が、トナーカートリッジの品質に直結するため責任感を持ちながら、日々業務をしています。

これまでさまざまな分野・種類の部品を担当してきましたが、10年以上経過した今でも勉強の毎日です。会社を飛び出し、全国各所にあるお取引先様の元へ伺うことも多く、さまざまな方と接することで、学ばせていただくこともたくさんあります。大変と感じることもありますが、新しい知識に触れるときはワクワクします。そのワクワクが私の仕事の魅力のひとつです。

仕事でやりがいを感じるとき

私の業務は「ひとつひとつ」のことを「何度も粘り強く」、「繰り返す」といった仕事になります。目に見える成果が出るまでは、年単位の期間を要することもあります。長い時間を要するほど、やってきた成果を実感できたときの喜びはひとしおです。不思議と大変だったことはすっかり忘れ、「もっとやってやろう!」という気持ちになります。その喜びを会社の仲間や、一緒に品質向上に取り組んでいるお取引先様と共有できることも大きなやりがいにつながっています。

業務を通し、自己成長できることもやりがいの一つです。自分自身を振り返ってみたとき、前にできなかったことが自然にできていたときはふとした喜びを感じます。上司や一緒に仕事をしている方に「成長したね」と声をかけてもらったときは自分で気づくより、何倍もうれしく、気合いが入ります。

これからの目標

仕事に感じる幸せは人それぞれだと思います。私は責任のある仕事に携われること、仕事を通したくさんの人に出会えること、自身が成長できたと感じられることに幸せを感じます。仕事があるからこそ、プライベートをより楽しく、大切にできる気持ちにも繋がっています。このような状態で仕事ができるのは、たくさんの人たちに支え、導いてもらっているからです。家族の理解も大きいと思います。自己成長を続け、今度は自分が導く側に立つことが私のこれからの目標です。仕事と家庭を両立しながら頑張っていきます。

※社員の所属は取材当時のものです。

女性活躍推進法に基づく公表データについて

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく情報公表は厚生労働省「女性の活躍推進企業 データベース」よりご確認ください。なお、当社では全項目を公表しております。

制度紹介

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