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設計・技術検討するうえで役立つ情報

キヤノンプレシジョンの各製品をご利用頂くうえで役立つ技術情報を紹介しています。

進角調整の効果と影響

ホール素子とマグネットの位相

プラシレスモータ 汎用制御回路イメージ写真

モータ効率を高くするには、磁石の磁束が最適となる位置(角度)で通電する必要がありますが、モータコイルはインダクタンス(L)成分が含まれるため通電に対して電流が遅れてしまいます。

調整

回転方向や回転数が一定の場合は、電流の遅れを見越して通電を早く設定することで最適化を図ることも可能ですが、回転方向、回転数、負荷によって電流の遅れ量(時間)は異なるため非常に難しくなります。そこで、各動作条件における遅れ量を予測し、相当する進み量をプログラムすることで複雑な動作モードでの高効率化を実現することが可能となりました。

上記に関連する製品情報やご質問、お問い合わせ

矩形波駆動と正弦波駆動

120°通電(180°通電)

正弦波駆動の電流波形

矩形波

ブラシレスの多くは、3相・矩形波120°全波整流を基本とした駆動方式となっています。これは低コストでありながら「高出力」と「高効率」を達成できるためです。

正弦波

用途によっては「低騒音」や「低トルク変動」への対応を望む場合があり、かつてはアナログの正弦波駆動(リニア駆動)が採用されたこともありましたが、回路効率が悪く「高出力」のモータには不向きでした。  現在は、回路技術の進化により3相・デジタル正弦波駆動が使用されるようになり、当社においても専用カスタムICを使用した「低騒音」「低トルク変動」かつ「高効率」への対応も実現しています。

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